ココナッツオイル が良いとされる訳
「ココナッツオイル」 最近よく耳にしますがどうして
そんなにいいって言われるんでしょうか?
ミランダ・カーも愛用しているオイルだそうですが・・・
・飽和脂肪酸・・・肉や乳製品など主に動物性の脂肪
その多くが常温で固形になるものです。人の体内で作ることができます。
飽和脂肪酸は★亜麻仁油、えごま油ってで
お伝えしたようにコレステロールを含んでいるので、
それが「血液ドロドロ」になるといわれています。
ココナッツオイルはその飽和脂肪酸を多く含んでいます。
ではなぜココナッツオイルが今とてももてはやされているか不思議ですね。
飽和脂肪酸ではない不飽和脂肪酸であるオメガ3系不飽和脂肪酸、
亜麻仁油(フラックスシードオイル)や紫蘇油(エゴマ油)や
魚油(ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸を多く含む)は
炎症やアレルギーを抑え、血栓の形成や動脈硬化やがん細胞の発育を
抑える作用があることが明らかになっています。
DHAやEPAを多く摂取するとがん細胞が抗がん剤で死にやすくなることも報告されています。
一方飽和脂肪酸は「長鎖脂肪酸」と「中鎖脂肪酸」に分けられます。
「長鎖脂肪酸」は吸収が遅く吸収後、必要に応じて分解されエネルギーとなりますが、
過剰分は体内に中性脂肪として蓄積されるのです。
炭素数が8~12の「中鎖脂肪酸」は小腸吸収細胞に容易に吸収され、
分子が小さいことから腸管で毛細血管に吸収され、
「長鎖脂肪酸」のように中性脂肪に再合成されず、肝臓へ運ばれ、
素早くエネルギー源となって代謝されます。
「中鎖脂肪酸」は消化管から吸収後速やかに肝臓で分解されてエネルギーを産生し、
脂肪組織に沈着しにくいので、「中鎖脂肪酸」を増やせば高脂肪食でも健康への心配はありません。
そうなんです。嬉しいことにココナッツオイルはこの「中鎖脂肪酸」が多く含まれているので
動物性脂肪の燃焼を助けてくれ、体についてしまった体脂肪を減少させる効果もあるので、
・ダイエットにも効果的と言われているんです。
そしてもう一つ大事なことは「ケトン体回路」に変る事なんです。
えっ!それって何?って思うでしょ!
人間は生きている以上エネルギーを使いますが、
エネルギー源となるのが「ブドウ糖」と「ケトン体」なのです。
今まで「ブドウ糖」だけって思ってました・・・
人間の体はご飯やパン、麺類などの糖質を摂取すると、
「ブドウ糖」を優先的にエネルギー源にします。
ブドウ糖をエネルギーとして使っていると脂肪が分解されないので、
なかなか痩せることはできません。
また、ブドウ糖を使うと、血液中のブドウ糖が低下するので、
脳は「お腹が減った」と勘違いをしてしまいます。
すると、食欲がわいてきて食べてしまいます。
そして体重の増加・・・中々痩せることが出来ませんね。
ココナッツオイルの「中鎖脂肪酸」から「ケトン体」は合成されるので
ココナッツオイルを摂ることによって、血液中のケトン濃度が上昇すると、
体内のエネルギー源が「ブドウ糖」から「ケトン体」に代わります。
すると、素晴らしいことに体内の脂肪が燃焼されていくんですよね。
これがココナッツオイルがダイエットに効果的な理由なんですよ。
ココナッツオイルは酸化しにくいので揚げ物をしても大丈夫です。
いつまでもサクサックで揚げ物なのに太りません。
これはもう揚げ物大好きな方にはたまりませんよね。
・冷え性にも
2週間継続して摂取すると、冷え性が75%も改善!という報告があります。
冷え性を改善して血行を良くし、バンバン燃焼体質に変換させましょう。
その他
・美肌効果
・免疫力アップ
・アトピーにも
・アルツハイマーに
但し色々な効果が高いのは、”ヴァージン”ココナッツオイルです!
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