チアシードとは 徹底分析してみました~
チアシード(Chia seed)は、
古くはマヤ民族やアステカ民族の時代から
主要な栄養源のひとつとして栽培され、
主にメキシコなど中南米で栽培されている果実の種で、
シソ科サルビア属ミントの一種のチアの種なんだそうです。
マヤの言葉で「強さ」を意味するんですって。
「人の生命維持にはチアシードと水があれば足りる」ともいわれる程、
栄養価に富んだ超スーパーフードで、
アメリカではスーパーフードとして大ブレイク中なんですって。
スーパーモデル・ミランダ・カーもチアシードに夢中だそうで、
日本の芸能界でも、モデルのローラさんや道端アンジェリカさんなどが愛用しているそうよ。
栄養価はミラクルシードと呼ばれるだけあって驚くほど豊富!!
チアシードはたんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、
ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などを豊富に含んでいます。
チアシードのオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)含有量は
フラックスシードやエゴマよりも多いといわれています。
さすがミラクルシードと呼ばれるだけあるわね~。
オメガ3 ➡ サーモンの8倍
カルシウム ➡牛乳の6倍
鉄分 ➡ ほうれん草の3倍
マグネシウム ➡ブロッコリーの15倍
タンパク質 ➡キドニー豆の 6倍
カリウム(ポタシウム)➡バナナの2倍
セレニウム ➡フラックスシードの4倍
その他、亜鉛、ビタミンB1, B2, B3 等
私たち現代人に不足しがちな体内では作られない必須脂肪酸オメガ3(α-リノレン酸)が、
自然界ではトップクラスと言われているほど豊富に含まれているそうです。
厚生労働省が推奨する1日のオメガ3脂肪酸摂取基準をわずか大さじ1強でクリア出来るみたい。
植物性タンパク源のチアシードの小さな種の中に、8種類もの必須アミノ酸が含まれていて、
これは奇跡とも言われているそうです。
チアシードのカロリーは生産地によって差があるみたいだけど、
摂取量1gあたり大体3.3kcal だそうです。
食物繊維のすごさ
タネだから小さな粒だけど、水を吸って27倍にまで膨らんでジェル状になるって。
食物繊維をなんと4.1g(大さじ1=12g中)含み、
このジェル状の成分はこんにゃくにも含まれるグルコマンナンという食物繊維。
食物繊維はダイエットや便秘解消、デトックスなどさまざまな効果が期待できます。
少ない食事でも満腹感を感じることができるし、
食物繊維によって、いっしょに食べた食事の糖質や脂質の吸収を減らして、
血糖値や血中コレステロールの上昇を抑える効果があります。
少量で満腹感が得られ、栄養価が高いってことはダイエットや美容に良いってことね。
オメガ3脂肪酸
チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は、ほとんどがαリノレン酸(アルファリノレン酸)で、
体内で生成されない必須脂肪酸なんです。
体内でDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の
原料になって、血液中の脂質濃度を下げる働きがあるので動脈硬化、中性脂肪、高血圧、脂肪肝
に効果があるそうだし、オメガ3脂肪酸は細胞膜の原料となるので、
きめの細かい柔らかい皮膚をつくってくれるんだって。
嬉しいね!
また赤血球の細胞膜を軟化させる効果もあり、
手足など末端部の血流が改善されて体温が上昇することで、冷え性や代謝の向上にも作用します。
アレルギーの発症を抑えたり、コレステロール値を下げたり、
脳を活性化させるなどの効果が期待できます。
カルシウム
日本人はカルシウムが不足していると言われますが、1日に摂取すべき量の約1/10が
たったの大さじ1杯でとれてしまうんですって。(牛乳コップ半分とほぼ同量)
また、カルシウムを吸収する時に、
カルシウム:マグネシウム=2:1の割合が理想的とされていますが、
そのバランスも良いそうです。
チアシードは黒より白がより栄養価が高いとされています。
又品質も安定しているということです。
ホワイトチアシードはこちらから…
食べ方は
スムージーにチアシードを入れて飲んだり、
ヨーグルトやサラダにかけて食べたり
チアシード入りのパンケーキもお勧め。
植物由来でこんなに凄いってミラクルそのものね!
ごく稀にですが、輸入されるチアシードにカビが発生していることがあります。
特に猛毒として有名なカビ毒であるアフラトキシンを産生するカビが生えていた場合は大問題です。
必ず適切な検査が行われた安全なチアシードを購入されるようにしましょう。
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