育毛効果 ミノキシジルの2.5倍!11月にも育毛剤商品化!
SANSHO(株)は今回、ヒト血液中の生理活性脂質の一種「環状ホスファチジン酸」(cPA)に
高い育毛効果があることを突き止めました。
cPAは生体に広く含まれる生理活性物質で、
お茶の水女子大学の室伏きみ子学長が発見しました。
SANSHO(株)は、お茶の水女子大学の室伏きみ子名誉教授(2015年4月1日より同大学長就任)の
確立した技術と新発見したものをベースに、知的財産を特許化し、
事業化を目指しているバイオベンチャー企業です。
08年にcPAの応用を目的として設立。
特徴は創薬を目指す企業ですが、一切の外部資本を導入せずに経営を進めてます。
SANSHOとは山椒(pepper)のことで、
小さいながらも存在感のある、また機動性を持った組織を目指しているそうです。
現在cPAを化粧品に配合して販売していますが
そのcPAに発毛効果も認められたことになります。
日本ではミノキシジルを5%配合したリアップX5(男性用)が販売されていますが、
その効果は「環状ホスファチジン酸」(cPA)は
高い発毛医薬品成分である「ミノキシジル」の2.5倍となったそうです。
毛髪にお悩みの方にとっては凄い朗報ですよね!
発毛効果は濃度が0.5%の水溶液で確認できたそうです。
すでに国内化粧品会社が11月に商品化を予定しているということです。
皮膚は表皮、細胞増殖で重要な繊維芽細胞が存在する真皮、
毛細血管が通った皮下組織から出来ています。
毛髪は皮下組織で、繊維芽細胞から変化した毛乳頭細胞、毛母(もうぼ)細胞で生まれ、
伸長していくそうなんです。
今回はヒト毛乳頭細胞に天然型のcPAを添加すると、
1―2日後に細胞数で効果を確認できました。
また繊維芽細胞にcPAを添加、発毛促進のホルモンの遺伝子発現を
メッセンジャーリボ核酸(m―RNA)で調べたところ
特に効果が高い繊維芽細胞増殖因子(FGF)の場合、
何も添加しない時の3倍でした。
薄毛の男性約20人を対象とする試験では、cPAの0.5%濃度水溶液を
1―6カ月間、塗布し効果があった事が認識されたのです。
女性でも効果はあるが、毛がまったくないケースや通常の肌では発毛しないという。
すでに国際特許を2012年に出願していて、近々成立するようです。
販売は育毛化粧品として国内の大手化粧品会社のほか、台湾企業2社が予定しているとのこと。
今回は、SANSHOによる同大ヒューマンウエルフェアサイエンス研究教育寄付講座で、
今村茂行研究員らが研究を行いました。
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